|
 |
1.ショートボード |
 長さが6'0"(183cm)前後で、ノーズ形状が尖ったアウトラインを持つボード。急角度なターンが可能で、チューブになるようなパワフルな波で真価を発揮する。小さい波では長さが5'10"(178cm)前後、大きい波では7'0"(213cm)前後など、波の大きさで使用する長さが変わる。3枚のフィンがついたトライフィンのタイプが一般的。オールラウンドタイプ、上級者向けのパフォーマンスタイプなどレベルによってスペックは変わってくる。 |
|
10.ソフトボード |
 子供や初心者の練習用サーフボードにもオススメのスポンジ素材のサーフボード。 転んだりぶつけたりしても、軟らかい記事なので安心。 最近では小波用に遊ぶセカンドボードとしても注目されている。 |
|
2.ファンボード |
 ファンボードは長さで言うと6'6"(198cm)から8'4"(254cm)の範囲のものが一般的で、ショートボードとロングボードの両方の性能をバランス良く組み合わせた乗り味を持つボード。テイクオフしやすい、乗りやすい、安定しているなどの理由から、ビギナー、女性、ミドルエイジの人などに向けた多くのタイプのボードが市販されている。ノーズが丸いもの、尖ったもの、フィンもシングル、ツイン、トライなどその形状は多種多様にある。
|
|
3.ロングボード |
 ロングボードの大きな特徴はノーズが丸く、長さが9'0"(274cm)以上あることだ。もともとはノーズライディングなど1960年代のサーフィンをベースにしたレトロなライディングを楽しむことを目的にしたボード。現在ではもっと動的にシャープに動かせるロングボードのタイプもあり、一口にロングといっても用途によっていろんなタイプがある。レトロな感じを楽しむシングルフィンタイプ、オールラウンドで動きもシャープなスタビライザータイプの2種が現在は主流。 |
|
4.レトロツウィン |
 1960年代後半、ニーボードから派生したフィッシュテールと2枚のキールフィンを持った独特なアウトラインのボードが誕生した。ヒッピー文化にも影響された独特なアートが描かれ長さも5フィート台と極端に短くなり革新的なボードとしてサーフィン史に残る。その当時のフィッシュボードを再現したもの、また現代風にチューンアップしたタイプのレトロフィッシュの人気が最近高まっている。ロケットフィッシュともいわれる。 |
|
5.レトロシングル |
 1970年代はありとあらゆるサーフボードデザインが試された時代。1981年にサイモン・アンダーソンがスラスター(3枚フィンのショートボード)を製作するまでは、レトロフィッシュ、ロングボードを短くしたシングルフィン、ツインフィン、ボンザー、チャンネルボトム、Vボトムなど多種多様のボードデザインが生まれた(現在、当時のボードはトランジションボードと言われている)。なかでも70年代のコンテストで多く使われていたのはシングルフィンのショートボードだった。当時のデザインを復活させまた新たにチューンアップしたボードがレトロシングルフィン。
|
|
6.ニーボード |
 レトロフィッシュボードの原型となったのが、膝立ちで乗るニーボード。今ではポピュラーではないが1960年代から70年代は、カリフォルニアを中心に盛んに行われていた。ボードは短く幅が広いのが特徴。キールフィンを2枚つけるのが一般的。チューブへの入りやすさ、より水面に近いところを走る醍醐味が魅力。ニーボードのカリスマとしてはスティーブ・リス、ジョージ・グリノーが有名。日本も含め今でも根強い愛好家がいる。
|
|
7.小波用ボード |
 膝、腰、またトロ目、厚めなど小さい波でも楽しめるようチューンされたショートボード。オールラウンドなタイプに比べ長さが短く、厚さや幅が小さくなるのが一般的。長さが短くなって浮力が少なくなるのを厚さや幅でカバーする。長さとしては5'10"(178cm)、5'11"(180cm)が一般的。スワローやフィッシュのテール形状が多いが、シェイパーによって小波用のデザインはさまざまで、自分にあったものをチョイスすること。 |
|
8.ガン |
 ハワイアンが使う波のサイズでいうと10フィート以上、25フィートぐらいまでの大波で使うビッグウエイブ用ボードのことをガンという。主にワイメアベイで使うために作られたのが発端。ノーズとテールが尖った独特のアウトラインが特徴。1950年代初期ジョー・クイッグ、ジョージ・ダウニングが大波用のボードを作り始め、その後パット・カレン、デイック・ブリューワーなどが現在のガンボードのオリジナルデザインとなるものを製作。15フィートの波では9'0"(274cm)、エディーアイカウコンテストが行われる25フィートの大波では10"(305cm)とか11"(335cm)の長さにもなる。WCTサーファーは20フィートの波でも8'0"台を使うこともある |
|
9.パドルボード |
 ハワイやカリフォルニアのライフガードが救助用に使うのがパドルボードの本来の役割。腹這いか膝立ちでパドルして海上を走る。現在では盛んにパドルボードレースが行われておりレース専用のボードもある。1920年代にロサンジェルス、サンタモニカのライフガードだったトム・ブレークが大昔ハワイアンの王族が使っていた木で作られた「オロ」というサーフボードをヒントに現代的なパドルボードのオリジナルを作った。 |
|
|
|